概要
「命を守る予防衛生」をコンセプトに、人にとって有害な生物などを制御するPCO(Pest Control Operator)業界のパイオニアとして、食品衛生、公衆衛生などの環境事業を通じて、人々の健康と暮らしを支え続けるイカリ消毒株式会社。同社では、従業員の業務を支援するIT環境の整備を進める中で、社内のデータ資産の保護という観点からバックアップシステムの強化に着手。複数の選択肢の中からRubrikのバックアップアプライアンスを採用し、最新の脅威インテリジェンスに基づくランサムウェア対策、インシデント発生時の迅速な復旧を支える高度なバックアップ基盤を構築しました。
導入前の課題
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社内のデータ資産の安全性確保
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オンラインバックアップに潜むランサムウェア感染のリスク
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バックアップ運用における効率性の向上
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サイバー攻撃を想定した継続的な事業基盤の確立
導入効果
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イミュータブル·ファイルシステムによるバックアップデータの確実な保護
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シンプルな操作で少人数でも効率的なバックアップ運用が可能
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高速なリストアによるインシデントからの迅速な復旧
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安定した事業継続を支えるランサムウェア対策の基盤
ITトランスフォーメーションの成果
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他社製のバックアップシステムと共存させる形態でRubrikのバックアップアプライアンスを導入し、ランサムウェア対策を強化すると同時に、インシデント発生時の復旧スピード(リストアを含む一連の対応)を大幅に向上。運用や監視機能が集約されたわかりやすい管理コンソールによって、少人数のチームで効率的なバックアップ運用が可能な環境を整備。
導入前の課題
オフラインバックアップの実現にあたっては、いくつかの課題がありました。たとえば磁気テープを使ったバックアップの場合、データを格納したテープを退避先まで運搬するための一連のコストのほか、データの確実な授受などの手間も発生することから、導入に踏み切ることができませんでした。またクラウド上でのバックアップについても、通信環境の問題も含めて、インシデントが発生した際に迅速なリストアが担保できないといった課題がありました。
一方、企業のデータ資産の安全性を脅かすサイバー攻撃の脅威はますます高まることから、より確実で安全なバックアップソリューションの導入は、同社にとっての継続課題となっていました。
「社内のデータ資産の安全性をいかにして確保するかは、重要なIT課題の1つして認識していました。私が情報システムグループに配属された8年ほど前からは、ランサムウェアの被害が大きく報じられるようになり、近年は決算業務が停止するといった被害が報告されるなど、事態は深刻化するばかりです。当社でも、これまで遠隔地へのデータバックアップなどの対応を行ってきましたが、それだけでは十分ではないことから、オフラインバックアップについても検討を開始しました」
導入ソリューション
効率的なバックアップ、迅速なリストアを可能にするRubrikの価値
Rubrik製品は、わかりやすい管理コンソールですべてのバックアップの状況を一元的に管理できることに加えて、検索機能でサーバ名やホスト名を指定することで、簡単に対象を特定して状況を把握することが可能です。これにより、迅速なリストア対応を含めて、効率的なバックアップ運用を実現できます。さらに、バックアップデータの上書きができないRubrikが特許を取得しているイミュータブル·ファイルシステムによって、ランサムウェア攻撃によるデータの暗号化を防止できる点も選定の決め手になったといいます。
「他社のバックアップ製品との比較検討を行う中で、Rubrik製品のシンプルな操作性、バックアップデータをリストアする際のスピードは際立っており、バックアップ運用の効率化に大きな期待を感じました。また、日本国内の製品との比較においても、Rubrik製品は最新のテクノロジーに基づく信頼性の面で上回っていました」
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