ランサムウェアからの保護と オンプレミスとクラウドを一元管理する 先進的な統合バックアップ管理を実現

概要

ランサムウェアによる脅威からバックアップデータを保護するため、最新のWeb分散技術とAI技術を搭載したRubrikのバックアップアプライアンスを導入。 Microsoft 365とオンプレミスで運用する基幹システムの統合バックアップ環境を実現するとともに、運用のシンプル化と自動化を図っています。　

課題

ランサムウェアに対するバックアップデータの保護
重要データの日時バックアップによるタイムラグの発生
バックアップの運用にかかる作業負荷
対象外となっていたM365データのバックアップ

結果

重要データを1時間単位でバックアップ - バッ
クアップに関する運用管理負担の軽減 - オン
プレミスデータとM365データの統合バックア
ップ管理 - 本番環境に影響することなくリストアテストが可能

課題

ランサムウェアからバックアップデータを保護するためRubrikを導入

上田八木短資では、地震などの自然災害だけでなく、感染症によるパンデミック、さらにはシステム障害やサイバー攻撃などによるインシデントの発生に備え、強固なBCP体制を構築しています。

当社においても、NDR(Network Detective and Response)やEDR(Endpoint Detective and Response)などを導入し、ランサムウェアを含む様々なサイバー攻撃への対策に取り組んでいます。しかし、現状の攻撃は多様化しており、水際の対策だけでは完全にすべての攻撃を防ぎきることができません。万が一、侵入を許してしまった場合でも、最後の砦となるバックアップデータを保護すると同時に、運用自体の効率化を図るために、Rubrikのバックアップアプライアンスを導入しました」

導入ソリューション

バックアップの運用や設定に関する業務が大幅に効率化

従来の環境はMicrosoft Azureにはネイティブで対応しておらず、Microsoft 365のデータはバックアップの対象外でした。また、バックアップサーバーのリソースには限界があり、多くても4多重程度しかバックアップジョブを実行させることができなかったため、重要なシステムのデータであっても日次単位でしかバックアップを更新することができませんでした。 Rubrikを導入したことで、手間をかけることなくMicrosoft 365のデータもバックアップができるようになりました。そして、差分バックアップの処理時間が高速で、 12多重程度で同時に制御できることから、更新頻度の高いデータや重要なデータに関しては1時間ごとにバックアップを更新することが可能となっています。

結果

バックアップの運用や設定に関する業務が大幅に効率化

Rubrikを導入したことで、手間をかけることなくMicrosoft 365 のデータもバックアップができるようになりました。そして、差分バックアップの処理時間が高速で、12多重のジョブを同時に制御できることから、更新頻度の高いデータや重要なデータに関しては1時間ごとにバックアップを更新することが可能となっています。更新頻度が高まったことで、誤って削除してしまったファイルなどをリカバリーする場合はもちろん、インシデント発生時に復旧するバックアップデータも、1時間以内に更新されたデータを、ファイル単位で簡単にリカバリーできるようになり、失ってしまうデータを最小限に抑えることができます。